電験・エネ管 電気技術者掲示板

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発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - てつ

2010/10/21 (Thu) 02:31:22
*.eonet.ne.jp

お世話になります。

発電機の自己励磁と進相運転の違いについて、
どちらも発電機より進み電流を流しているように思えますが、
端子電圧に関して、
発電機の自己励磁:端子電圧上昇
進相運転:端子電圧低下
逆の結果となっています。

何回考えても理解できないのですが、
どのように理解すればいいのでしょうか、ご教示お願いいたします。

発電機の自己励磁
長距離送電線路では、受電端が無負荷である場合の時も、
静電容量による充電電流が送電端から供給されなければならない。
この充電電流は、発電機電圧より90度位相が進んでいるから、
交流発電機の電機子反作用によって、遅れ電流の場合とは反対に、
発電機の端子電圧は上昇する。

進相運転
発電機が遅れ力率運転時は、固定子端部の漏れ磁束は
コイル保持還が飽和しているので、その値は小さいが、
進み力率となると非飽和となり、漏れ磁束が通りやすくなるため、
固定し端部の鉄心および鉄心おさえ金具にうず電流やヒステリシス損が
発生し、これらの部分が過熱する。
また、不足励磁となるため、誘導起電力が低下し、
同一出力に対して、内部相差角が拡大して、停態安定度の低下及び
端子電圧の低下が生じる。

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - 鹿の骨

2010/10/21 (Thu) 18:38:26
*.dti.ne.jp

別の参考書をお求めになる事を強く勧めます。
NGワードではねられて具体的な事が書けません。
その参考書の記載は間違っています。

進相負荷が接続された場合は、端子電圧が下がるのでは有りません。
何もしなければ上がってしまうので励磁電流を制御して定格電圧になるように下げているのです。

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - てつ

2010/10/21 (Thu) 22:32:30
*.eonet.ne.jp

鹿の骨様
回答有難うございます。

記載した文章は、オーム社の2次試験対策のものからです。

以下、私の持っている参考書にも同様のことが記載されています。
①これだけシリーズ(電気書院)
発電機端子電圧が低下し、補機電動機の所要トルクが
得られなくなり、発電機の正常な運転が維持できなくなる。
②スイスイわかる(電気書院)
過度の進相運転を行うと、内部誘導電圧が低下し、
内部位相が大きくなり、定態安定度限界に接近して、不安定となる。

①、②どちらも電圧低下を意味していますが、
進相運転が、定格電圧になるように下げているなんてどこにもありません。
3冊中3冊が×であれば、どのように理解すればよいのかさっぱりです。

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - 鹿の骨

2010/10/21 (Thu) 23:43:52
*.dti.ne.jp

参考書の何処かに「減磁作用」と「増磁作用」の説明は有りませんか?
同期発電機の同期リアクタンスは電気的にインダクタンスと等価になります。
つまり内部誘導起電力に対して遅れ力率負荷電流では内部で減磁作用が働き、進みの場合は増磁作用が働きます。
これらの解析はベクトル図を書くとわかるのですが、回路定数がインダクタンスの送電線の場合と全く同じです。

又、系統運用の大原則として「定電圧送電」が有ります。
電圧を制御出来るのは発電所と変電所ですが、各々の場所で「自分の所の電圧を守れ」という事になっています。
ですから発電所ではAVRを使って発電機端子電圧が一定になるように制御しています。
変電所では調相設備や負荷時タップ切換変圧器を使って母線電圧を一定になるようにしています。
夜間は系統の電圧が上昇する傾向に有りますが、この時に変電所で自分の所の電圧を維持できない事態になる事が有ります。
つまり調相設備の分路リアクトルを全量投入しても電圧が下がらない事が有ります。
この様な場合は、中央司令所の指令に従って発電所の電圧を定格電圧より下げます。
この様な減電圧運転は進み運転になりますが、負荷が進み力率になったからと言ってイキナリ減電圧運転をする訳では有りません。

間違っていたらごめんなさいという事でお願いします。
作りかけですが参考図を添付します。

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - 鹿の骨

2010/10/21 (Thu) 23:53:56
*.dti.ne.jp

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Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - 石頭 固吉

2010/10/22 (Fri) 11:53:20
*.ocn.ne.jp

みなさん こんにちは
投稿しましたが禁止ワードのためはじかれました。
(原因不明)
電験なるほど塾掲示板のほうに投稿しました。

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - きゃぱ

2010/10/22 (Fri) 22:48:40
*.ocn.ne.jp

>発電機の自己励磁:端子電圧上昇
 進相運転:端子電圧低下
 逆の結果となっています。

分かりにくい記述がたいていの参考書に記載されているけど、単純に以下
のように考えると分かりやすいかもしれない。

発電機の遅相運転→界磁の励磁を強めて負荷へ遅れ無効電力を供給する。
         励磁のパワーを強くしているのだから、当然負荷が
         軽ければ端子電圧は上昇する。
発電機の進相運転→上記の逆に励磁を弱くして運転する状態。発電機の
         パワーを抑えているのだから、当然端子電圧は低下する。

石頭氏の掲示板の記述も参考になると思う。

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - てつ

2010/10/23 (Sat) 03:07:58
*.eonet.ne.jp

皆様

回答有難うございました。
今までの分からなかった、もやもやがすっきりしました!

石頭さま
別掲示板まで、詳しく投稿して頂き感謝です。
これで一歩2種に近づきました!!!

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - 素敵なおじさん

2010/10/24 (Sun) 22:51:54
*.dti.ne.jp

>夜間は系統の電圧が上昇する傾向に有りますが、この時に変電所で自分の所の電圧を維持できない事態になる事が有ります。
>つまり調相設備の分路リアクトルを全量投入しても電圧が下がらない事が有ります。
>この様な場合は、中央司令所の指令に従って発電所の電圧を定格電圧より下げます。

勝手に脳内お花畑の物語を語るなよ!

変電所の電圧が上がりすぎて発電所の電圧を下げるというのなら、実例をあげろ!

鹿の骨電力は系統容量が小さいからこんなことが起こるのかもしれないが、少なくとも本州の系統容量の規模で末端の電圧上昇にいちいち反応して発電所の電圧を下げるなんてまったく馬鹿げている
2000kWの設備容量の頭では6000万KWの系統制御が理解できないのも無理は無いがね

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - 鹿の骨

2010/10/24 (Sun) 23:45:32
*.dti.ne.jp

>勝手に脳内お花畑の物語を語るなよ!

だから君は馬鹿と言われ誰からも尊敬されない。
文句を言う前に自分の意見を言いなさい。
当方の記述にケチを付ける前に、自分の記述を書きなさい。
電力会社に勤めていて色々知っているならそれを書くだけの事が何故出来ない!

因みに本州の系統容量は6000万kWを遙かに超えている。
東京電力一社の夏場ピークで6000万kWを軽く超えるのはホームページで毎年見る事が出来る。

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - 素敵なおじさん

2010/10/25 (Mon) 22:47:21
*.dti.ne.jp

>夜間は系統の電圧が上昇する傾向に有りますが、この時に変電所で自分の所の電圧を維持できない事態になる事が有ります。
>つまり調相設備の分路リアクトルを全量投入しても電圧が下がらない事が有ります。
>この様な場合は、中央司令所の指令に従って発電所の電圧を定格電圧より下げます。

おいおい、発電所は日本中に何箇所あると思っているのだ?
末端の電圧調整するのにいちいち発電所に指令を出すのか?
そんなセンスの悪い系統運用しか思いつかないのか?
自分の意見もなにも、誰が見たって直近上位の変電所のタップを下げるほうが合理的だと考えるのが普通だと思うがねぇ

因みに系統容量の計算では他社分も含むが、系統制御は自社分の容量分しか制御できない
また、本州は50/60に分離しているから50地域分と60地域分で考える。

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - 鹿の骨

2010/10/25 (Mon) 23:28:07
*.dti.ne.jp

>おいおい、発電所は日本中に何箇所あると思っているのだ?
>末端の電圧調整するのにいちいち発電所に指令を出すのか?
>そんなセンスの悪い系統運用しか思いつかないのか?
>自分の意見もなにも、誰が見たって直近上位の変電所のタップを下げるほうが合理的だと考えるのが普通だと思うがねぇ

まるで回答になっていない。
この御仁はどうしても粘着の範囲から抜け出せないでいる。
当方の記事など無視して、自己励磁現象と進相運転時の電圧低下のメカニニズムを説明しなければ回答した事にならない。
民主党と同じで自分で何かをやった事が無いからこの様な頓珍漢な記事を平気で書く。
もう馬鹿丸出し!

馬鹿に付き合っていると此方も疲れるのでもう放置する!

Re: 発電機の自己励磁と進相運転の違いについて - 素敵なおじさん

2010/10/25 (Mon) 23:44:04
*.dti.ne.jp

>夜間は系統の電圧が上昇する傾向に有りますが、この時に変電所で自分の所の電圧を維持できない事態になる事が有ります。
>つまり調相設備の分路リアクトルを全量投入しても電圧が下がらない事が有ります。
>この様な場合は、中央司令所の指令に従って発電所の電圧を定格電圧より下げます。

良く考えてみたら、受験問題では発電機と負荷が直接接続された図で出題されるんだな。
なんで変電所の電圧調整をするのにわざわざ発電所に指令を出すのか不思議に思っていたのだけど、系統の概念がない過去問オタクではこれが常識のようだ

いやあ、世の中いろんな人が居るものだ

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